偉人に思いを馳せる~part1~

今(12/17 13:15)めっちゃ雪降ってます、これ予約投稿なので公開される頃には降ってないかもしれないですけどめっちゃ雪降ってます。
あーもうこれすごいですね、めっちゃ雪降ってます。さながらベビーパウダーですね。

雪で思い出したのですが川端康成の雪国の冒頭、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」というあまりに有名な一文は大変日本語らしい文章で英訳する際に翻訳家の方が大変苦労されたそうです。

数々の名文、名訳を生み出してきた当時の翻訳家の方々をうならせるような文章を書くことのできた日本人がおられたと思うと胸が高まりますね。

雪を見ただけでこのようなことに思いをはせることのできる日本に生まれてよかったと思いました。

では僕もここで執筆中の小説の書き出しを記したいと思います。

コンビニのデカい包装をあけると剥き栗であつた。

めちゃくちゃ大きい包装に胸を高鳴らせ、意気揚々と帰宅し袋を開けると
そこに待ち受けていたのは、袋の大きさの割にはあまりびっしり詰まっていない
剥き栗。その量を見てひとり暗い部屋で肩を落とす、大変哀愁の漂う文章なのですね。
昨今の物価高騰や過剰包装問題に一石を投じる大変社会派な一文ですな。

以上、ありがとうございました。