桜の森の満開の下

こんにちは。教育学部3年のIです。

今日は昨日の大雨から一転、ぴっかぴかに晴れました。
今すぐ外に飛び出したいと思ったり、そんなことより眠すぎると思ったり
いやはや、春ですね。

そろそろ西条でも桜が咲くのでしょうか。
私の住んでいる物件には桜の木があって、毎年春に咲き誇っています。

桜といえば、坂口安吾の著作『桜の森の満開の下』が好きです。
この本に出会った高校時代、桜に対して漠然と抱いていた恐怖や畏怖や嫌悪を
こんなに美しくおぞましく物語に落とし込む才能に感服しました。
「桜は愛でるべきもの」というこの国の強迫観念に迎合しなくてもいいんだ、と
味方を見つけた気にもなりました。

年をとるにつれ、苦手なものや嫌いな人が減って寛容な人間になったような勘違いをしたりしています。
『自己成長』や『価値提供』に忙しいふりをして人生の問題から目を背けてみたりもしています。

そんな時に、圧倒的な違和感で
あの頃のざらざらした感受性を思い出させてくれる桜のことを
むしろ、逆に、ワンチャン好きになれそうな今日この頃です。